AI時代の子育て奮闘記子どもプログラミング

プログラミング教室を運営していて葛藤したこと

こんにちは。
胃痛の原因が判明した教育ヲタ母です。
カフェインを取るのを減らしたら、治ったんです。あのしつごい胃痛が。
最近は水とお湯をひたすら飲んでいます。
 
さて、今日はプログラミング教室を立ち上げ、運営していたときの葛藤したことをお伝えしたいと思います。
 

1. プログラミング教室で葛藤したこと

私はプログラミング教室の立ち上げ、運営、教材作成、(たまに集客も)など、運営のほとんどを行っていました。
Scratchを写経するだけにならないよう、できるだけ自由な雰囲気の教室作りを意識しましたが、次のようなことで葛藤していました。
 

葛藤1. 子供の希望と親の希望が異なる

私がいたプログラミング教室では、ロボットコースとプログラミングコースを分けていました。
ロボットコースの方が教材レンタル料があり、少々高いです。
 
プログラミングコースで入会したものの、ロボットコースの子達が楽しそうにロボットを作っているのをみると「ロボットやりたい!」になっちゃうんですよねー。
もちろん、お母さんにロボットコースをおすすめしましたが、月謝の関係で却下。

 
そうなると、もうプログラミングどころではなく・・・お子さんは教室にはきているけど、プログラミングは数分だけ。ほとんどの時間を、関係ない遊びで過ごしていたりするようになってしまいました。

 

葛藤2. ロボットコースではほとんどプログラミングしない

WeDo2.0というレゴのロボット教材をつかったコースのレッスンは、ロボットを組み立てし、そのあとでプログラムを組んで動かすという流れでした。
余裕があれば、プログラムを改変する課題もやってもらうつもりで教材も準備していました。
 
・低学年の場合、ロボットの組み立てにかなり時間がかかる
・プログラミングの改変より、ロボの改造に夢中

 
という感じになり、ほとんどプログラミングではなくレゴの時間に・・・。
まあ、子供たちはとっても楽しそうなのでよかったのですが、一部の保護者からは「何も身についていないじゃない!」とお叱りを受けることもありました(苦笑)

 
何も身についていない、ということはないんですけどねー。

 

葛藤3. プログラミングが好きでない子に退会を勧められない

プログラミング楽しんでくれる子の方が多数ですが、なかには明らかにタブレットを使うのが好きではない子も、一定数存在します。
ただ、保護者は「将来、プログラミングは必要だから!」ととっても熱心。
 
好きではないことを子供に強要したくない私としては非常にきつかったです。

 
本当は退会がこの子のために一番なんだけど、会社の数字のこともあるしなぁ・・・と自分の事情を優先した私は教育者失格です。
 

2. 結局どうすればよかったか

「自由であること」そのものに価値があることを、保護者に理解していただくことが重要だったと思います。
そこを立ち上げ時に、保護者に説明するのを怠ったのがいけないですね。
 
自由な遊び、自由な挑戦に価値を見出してくださる方にきていただく教室を作ること、ここを経営者と合意していなかったのが本当にまずかったです。
ホームページ作り、チラシづくり、全てが私の思いからどんどんずれていき、最終的に自分が葛藤を抱える状態になってしまいました。
 
ステークホルダー(経営者、スタッフ、保護者)が「子供たちのためにはこれがいいよね」という合意を作っていく、そういう一貫性をもったマーケティング、セールスが大事だなぁと今更ながら反省しております。
 
参考になれば幸いです。

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。