AI時代の子育て奮闘記

zoomで広がる新しい学び-子供向けzoom塾のコツと課題

こんにちは。ひっそりとオンライン塾をやっている教育ヲタ母です。
 

これからの時代、オンライン塾はどんどん増えていくと思います。
オンラインでの展開を考えている方・オンライン塾を習わせたいというに向けて、私がこれまでやってきた体験などをご紹介します。
 

1. zoomのこと

今の時代、オンライン会議やオンライン塾といえばやはり「zoom」でしょう。ご存知の方はおおいと思いますが、まだご存知出ない方のために簡単にzoomについてご説明いたします。
 

1-1. zoomとは

オンライン会議システムです。パソコン、タブレット、スマホで使えるため、どれか1台あればだれでも参加可能。
Skypeに比べてはるかにオンライン会議が楽になりました。Skypeとの違いをご紹介したいと思います。
 

・参加者はアカウント登録不要
Skypeはアカウントを登録して、コンタクトリストに入れて、複数人の時はグループを作って…など、とにかく、繋がる前の準備が大変でした。
ですが、zoomは主催者がアカウントを作るだけ。参加者への案内も簡単です。
 

・参加者はURLをクリックするだけ
主催者はミーティングの設定をすると、zoomでURLが発行されるので、参加者にそのURLを伝えるだけ。
参加者はURLをクリックすると、参加できます。
 

PCの場合は、自動でアプリがインストール開始。そのままミーティングへ直行!
スマホの場合はURLクリックでアプリのインストール画面に飛ばされるので必要なアプリも迷わずインストール可能。
とにかく、準備がSkypeに比べて圧倒的に楽なのです。
 

・ミュートのオンオフを主催者がコントロール可能
Skypeの時に困るのが、ミュートのオン・オフ。
うるさい場所から参加している参加者に「ミュートにしてください!」と伝えても、「ミュート・・・?どうすればいいんですか?」となることも。ミュートのやり方を伝えるために、話が中断することも、以前はよくありました。
でも、zoomならそんな心配はありません。主催者側で、「ちょっと、この人の音ミュートにしたいな」と思ったら主催者がミュートにすることができるのです。便利!
 

・多彩な機能
画面共有、お絵かきツール、ブレイクアウトルーム(参加者を小部屋に分けられる)など、とにかく機能が多彩。
これらを使いこなすことで、いままではオフラインでしかできなかったグループワークなども、オンラインで実現可能になるのです。

 

2. 子供向けにzoomでいろいろやってみた

大人にとってはzoomで学んだり、会議したりするのに便利なzoomですが…子供向けにはどうでしょうか?
実際にやってみたことから、コツと課題をご紹介します。
 

2-1.子供向けにzoom塾を開催するコツ

まだ試行錯誤中ですが、こうすると子供でも集中してくれる!というコツがいくつかありますのでご紹介いたします。
 

・画面共有で図などを表示

相手の顔をみてお話を聞きましょう、と言ってもオンラインでは子供たちの集中力もあまり持ちません。
そこで、有効なのが画面共有で図などを見せてあげること。子供たちの興味を引くような素材を準備することで、画面に集中してくれるようになります。

 

・お絵かきツールで書いてもらう

さらに子供たちに集中してもらう為には、zoomに付属しているお絵かきツールを使います。
たとえば、こちらの図はロジックツリーを作るレッスンの様子です。私が用意したのはロジックツリーの雛形だけです。そこに子供たちに自由に書き込んでもらいます。
 

高学年のお子さんは、タイピングで文字を打ち込んでくれました。さすが!今の子どもたちはすごいですね。
画面に絵を描く、という課題を与えることで注意が他に行きにくくなりますよ。そういう課題をあらかじめ準備しておくことがポイントです。
 
またzoomでは話しにくい…という子供たちでもこれなら手元でお絵かきできるので、発言しなくても参加が可能になります。
 

・1回は発言してもらう機会を準備

私の場合、最初に必ず子供たちに「今、どんな気持ち?」とこの図を見せながら問いかけ、必ず答えてもらうようにしています。
これをやる目的は3つあります。
 
 ・マイクが正常に使えているかのチェック
 ・声を出す練習
 ・子供たちの気分や状態を把握

 
恥ずかしがり屋さんもいれば、いっぱい喋りたい子もいて・・・ついつい発言力が強い子ばかりが話をしている、ということになりがちです。
バランスよく発言させるということのが難しい(というより、発言したくない子に発言を強要したくない)ので、冒頭に必ず1人1人に向き合う時間を少しとることがポイントです。
 

2-2.子供向けにzoom塾の課題

とはいえ、まだまだ課題はたくさんあります。今はこんなことで困っています。
 

・ドタキャンが多い

気軽に参加できる分、気軽に欠席できます(笑)。
継続して続けたくなるしかけが必要ですね。
 

・保護者がいないと参加できない

パソコンやタブレットを使うので、子供たちだけで参加するというのがまだまだハードルが高いのが現状です。
ただ半年続けた結果、慣れてきたお子さんたちは、お母さんがいなくても自分たちでアプリを立ち上げて参加してくれる子が増えてきました。
 

・プログラミングを教えるにはまだハードル高い

実は、プログラミングも何回かzoomで教えたことがあります。
プログラミングの場合は
 ・zoomで説明を聞くための機械(PCなど)
 ・プログラミングするための機械(タブレットなど)

2台ご用意いただくことをお願いしていました。
 
これでなんとか運営はできましたが、子供たちが作ったプログラムが見れない!というのが困りました。
また、PCとスマホしか持っていない、という方はお子さんがプログラミングするための機械がスマホになってしまったケースも。さすがにスマホでやってもらうのはやりづらそうでした。
 
プログラミングに関しては、zoomはいまのところ厳しいかなという感じです。タブレットの1つの画面内で、説明を聞いて、プログラミングができて、ということができたらいいんですけどね。
 

3. 子供向けzoom塾のコツと課題 まとめ

zoom+子供という新しい学びの形に挑戦してきた、私の体験談をご紹介しました。
私が子供たちを夢中にさせる話術があれば、こんな工夫もしなくて良かったのかもしれませんが…なかなか私のトークだけでは厳しかったのでいろいろな工夫をしています。
ご参考になれば幸いです。
 
余談ですが、インフルエンザが流行るこの時期だけでも、学校や塾などでzoomを取り入れたらいいのになぁと思っています。
 

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。