子どもプログラミング

Visucuit(ビスケット)講座 応用編- Visucuitで掛け算の計算機を作ろう(2)

今日は、京都でプログラミング教室を運営されているSさんとランチをしてきました。SさんはこのサイトでViscuitのことを知ったそうです。こうやってViscuitのことを知って子どもたちに伝えてくださる方が増えると嬉しいですね!
Sさん、ありがとうございました。
 
さて、今日もViscuit計算機の「掛け算」の続きです。
 
その前にこれまでのViscuitシリーズをまとめておきます。
 
基礎編
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(1)
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(2)-アイコン解説 ランド
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(3)-アイコン解説 タッチ
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(4)-アイコン解説 絵が増える
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(5)-回転
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(6)-タッチすると
Visucuit(ビスケット)講座 入門編(7)-ぶつかると
 
計算機シリーズ
Visucuitで2進数を勉強しよう
Visucuitで足し算の計算機を作ろう
Visucuitで掛け算の計算機を作ろう(1)
 

1. ×2、×4、×8…の掛け算

前回の記事では、足し算を使って掛け算の計算機を作りました。
で、この時に気が付いたことがあります。
 
×2、×4の掛け算の時の「まる」の並び方が、上の段と同じだ、ということです。
 
図を作ってみたので、こちらで解説しましょう。
一番上の段は「3」です。
2段目の段は「3×2=6」
3段目の段は「3×4=12」
4段目の段は「3×8=24」
…となっています。

 
これは偶然でしょうか?
3以外の別の数で試してみましょう。「5」ではどうなるでしょうか?

結果はこの通り、5でも×2、×4、×8…の時、「まる」の並び方は同じで、左にずれていくということが分かりました。
 
10進数を考えれば、これは当たり前で10倍、100倍、1000倍したときに数字の並びは同じまま左にずれていきます。
つまり、10進数の場合10^2倍、10^3倍、10^4倍…の時に桁が変わります。(※ ^ は 累乗です。)
 
これと同じで、2進数の場合には2^2倍、2^3倍、2^4倍…の時に桁が変わります。
桁が変わる=まるの並び方はそのままで左にずれる、ということになります。
 

2. Viscuitで2の累乗倍ができる掛け算計算機を作ってみよう

では上で確認したことを使って「2の累乗倍(×2、×4、×8)計算機」を作ってみましょう。
 
この作品もいつも通り
 ひとりでつくるで作ります。(みんなでつくるでは動作しません。)
 方眼紙モードで作ります。
 

2-1. 部品を準備する

今回は次のような部品(絵)を描いてステージに並べます。


これとは別に、ステージに並べませんが以下の部品も準備します。

 

2-2. 数字をセットするメガネをつくる

つぎに、数字をセットするメガネをつくります。
「●×2」「●×4」「●×8」「●×16」の●の部分をセットするメガネです。

このメガネを作ったら、タッチ画面で動作確認してみましょう。
 
計算したい数値を、上の赤い三角をタッチすることでセットできます。


 

2-3. 掛け算のきっかけメガネをつくる

次に掛け算をスタートするメガネを作ります。
 
×2のメガネはこうです。

 
×4のメガネは、別の色の矢印で作ります。

 
必須ではありませんが、矢印を消すメガネを作ってもOKです。

 
これを、残り×8、×16の分も作りましょう。(・・・結構しんどいですね。)
 

2-4. 動作確認をしよう

×2、×8、×16までのメガネを作ったら動作確認をしましょう。
今回は「6×1」「6×2」「6×4」「6×8」「6×16」を計算してみました。
×2、×4…のところをタッチすると、はいご覧の通り。無事に計算できました!

 

3. Visucuitで掛け算の計算機を作ろう(2) まとめ

今回は、部品とメガネが多くてちょっと大変でしたね(汗)。×4ぐらいで止めておけばよかった・・・。
ですが、前回の掛け算計算機から一歩進んで、ちょっとタッチの回数を減らすことができました。
 
次回はさらに応用編。×3、×5など2の累乗でない数を掛ける計算機作りに挑戦してみたいと思います!
 
▼今回のViscuitの作品URLはこちら
https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=play%3A00300014%3A6164%2F1-1%2F016.json%3A
※PC限定

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。