子供と一緒に私鉄スタンプラリーをしてきた教育ヲタ母です。
冬の電車は暖房がしっかり効いているので、いつもコートが邪魔になります。かといって、外は寒いのでどうしていいか分かりません。
さて、Scratchの記事がもうすぐ終わりそうということもあり、Vicuit(ビスケット)の入門記事も書いてみたいと思います。今日は、Viscuit(ビスケット)の簡単な使い方をご紹介します。
1. Viscuit(ビスケット)って何?
Viscuit(ビスケット)は、子供向けのプログラミング言語です。対象年齢はなんと4歳から!
お家でパパやママとプログラミング遊びをするのに最適な言語です。文字がほとんど出てこないので、小さな子でもわからないということがありません。
文字を使わないでどうやってプログラミングするの?と思うかもしれませんが、ぜひこの記事をみながらやってみてくださいね。
1-1. Viscuit(ビスケット)の準備
Viscuit(ビスケット)は次の環境で使えます。
・PC
・iPad, iPhone
・Android
・Kindle Fire HD
PC以外の場合は、各端末で「Viscuit」と検索しアプリをダウンロードしましょう。
PCはブラウザからアクセスします。
▼以下のURLのメニューから「あそぶ」をクリックすると
https://www.viscuit.com/
次のような絵の場所まで移動しますので、「やってみる」をクリックしましょう。
2. 一番簡単なViscuit(ビスケット)の遊び方
まずは一番簡単なViscuit(ビスケット)の遊び方をご紹介します。
Viscuit(ビスケット)のアプリを起動すると
・みんなでつくる
・ひとりでつくる
・さんかする
が表示されます。今回は「みんなでつくる」を使います。
2-1. Viscuit(ビスケット)を使ってみよう
まずは①のアイコンをおします。そうすると、様々な色の四角が表示されます。これは、作品の背景の色になるので好きな色をタッチして選びましょう(②)。
今回は、黄色の背景を選びました。
背景をタッチすると③のあたりに、また新しいアイコンが表示されるので鉛筆ボタンを押します。
そうすると、次のような非常にシンプルな画面が表示されます。
※この画面はiPadを縦に使っています。
エンピツのアイコンを押しましょう。ここで絵を描きます。

時計見たいな部分をぐるぐる回して色相を選び、色が四角く並んだところで、明度と彩度を選びます。棒がクロスしたところの色になりますよ。
絵が完成したら、書いた絵の下にある「◯」ボタンを押します。
2-2. Viscuit(ビスケット)でプログラミングしよう。
そうすると、前の画面に戻ってきました。ではいよいよプログラミングします。
まずは、黄色いところに先ほど書いた絵をおきます。
つぎに灰色のエリアに「メガネ」をおきます。Viscuit(ビスケット)のプログラミングはこの「メガネ」で行います。
メガネの片方の中に絵をおきましょう。すると・・・メガネがピンクになりました。
ピンクになっているとき、そのメガネは動作していません。
メガネのもう片方にも絵を入れます。そうすると、メガネが白になりました。そして・・・黄色い部分の絵が動いています。
iPad縦向きだと、メガネ1個でプログラミングのエリアがいっぱいになったように見えてしまうのでiPadは横にした方が使いやすいかもしれませんね。

最後に、作った作品を「保存」します。
保存ボタンを押すと、「◯」ボタンが出てくるので保存してよければそのまま「◯」を押しましょう。

すると・・・なんということでしょう!!自分が作った作品と、他の子の作品が1つの画面に表示されて動いています。

実はこれは「ビスケットランド」という遊びで、インターネット上の他の人と一緒に1つの世界を作れるのです。子供達はこのビスケットランドが大好き!
たくさんの作品の中で、自分の作品が動いているのが楽しいみたいです。
ビスケットランドはタッチすると、またプログラミングの画面に戻りますので
2-3. Viscuit(ビスケット)のメガネの秘密
ビスケットはこのように、「メガネ」でプログラミングをしていくのですがこのメガネは、左の絵を右に変えるという秘密があります。
今回の例でいうと、左の絵と右の絵では「場所」が変わっているので、結果として動くという指示になっています。
もう一度、別の絵で作品を作ってみて、メガネの右側の絵の位置を変えてみてくださいね。動きが変化するのがわかると思います。
また、スピードも変えられますよ。元の絵からの場所が遠いほど早く、近いほどゆっくりになります。
3. Visucuit(ビスケット)講座 入門編(1) まとめ
さて、今日は一番簡単なビスケットの楽しみ方であるビスケットランドのやり方をご説明しました。
小さなお子さんだと、絵をかけるだけで楽しい!という子もいるでしょう。
そういったときに「もう絵は終わりにして・・・」とついいってしまいがちですが、おうちでやる場合には思う存分、絵を描かせてあげてほしいと思います。
小さな楽しい!の積み重ねが、小さい子のプログラミングでは大事だと思います。
ぜひ楽しんでみてくださいね。