AI時代の子育て奮闘記

ブログを書くときに意識したい【2種類】の記事ー「メタ知識」の実践例

こんにちは。今日すでにゴールデンウィーク公開分の記事(2000字超)を1本書き上げていて、すでに意志力を消耗しています。
今週は水曜日の原稿を落としました。(原稿を落とす=原稿が間に合わない)だから、今日の原稿は落とせません。
(このサイトは原則、月・水・金の夜に記事を公開しています。)
 
ライターにとって、長期連休前は本当にキツイです。
 
そんなわけでちょっと書くネタが思いつかないということもあり、今回は記事の書き方について書いてみたいと思います。
 

1. 二種類の記事

「記事」というのは、ざっくり分けると二種類に分類されます。
 
・ストック型の記事
・フロー型の記事

 
それぞれの記事の特徴について書いておきます。


 

1-1. ストック型の記事とは

ストック型の記事は、「いつ読んでも役に立つ記事」です。
たとえば、あるテーマについての解説、ノウハウなどがストック型に相当します。
 
このサイトでいうと、Scratch、Viscuitの講座なんかがストック型記事です。
 
Scratchプログラミングの記事
Viscuitプログラミングの記事
 
こういった記事は、情報として(比較的)長期間価値を持つので長い間、検索されやすいです。アクセス数は激しく上がることはありませんが、ゆるゆると伸びていきます。
 
ただし…ストック型の記事は「ネタ」を出すのがしんどいです。他の人の記事を絶対にパクれない、というのがストック型記事のしんどさ。これを大量に書くのは結構辛いです。
 

1-2. フロー型の記事とは

「最近、流行っていることについて」の記事がフロー型です。
「流行っている」といってもいろいろなレベルがあります。
「個人的なマイブーム」「世間的な流行」とでは、検索される数はぜんぜん違ってくるでしょう。
 
「世間的な流行」の記事の例だと
 ・PayPayの100億円キャンペーン
 ・元号発表に関する話題
 ・虐待に関するニュースについての解説
などがたくさんfacebookやtwitterなどで拡散されていたと思います。
 
こういった記事は、当たればすごいアクセス数を稼ぎます。ただ、「当たり」を出すのが大変なんですよねー。
 
フロー型の記事では
 ・切り口が相当面白い
 ・よっぽど情報のスピードが早い

このどちらかがポイントでしょう。人気ブロガーさんがアクセスを集めているのは何と言っても「切り口の面白さ」です。私、切り口の面白さには全く才能ないんで苦労しております。
 
「個人的なマイブーム」はこのサイトでいえば、私の息子に関する記事とか。日記など、日々起こったことをネタにするブログは「フロー型」になります。
コアなファンがつけば、こういった記事は強いです。ただ、基本的にはあんまり読まれません(苦笑)。
 

1-3. フローで集めてストックで稼げ

もし、アクセス数を増やしたいと思っているならば「フローで集めて、ストックで稼ぐ」という方法であれば、アクセス数が安定して伸びていくと思います。世間的に話題を集めている記事で、読む人を集めてきて、「おすすめの記事」としてストック記事も読ませるという方法です。


 
グルメブログなどがアクセス数を稼ぎやすいのは、レストラン情報や料理の情報が、一つの記事で「ストック型」と「フロー型」の両方を賄えるからです。一粒で二度美味しいという感じでしょうか。
 
フロー型だけだとアクセス数の変動が激しいというリスクがあり、当たればデカイですが、落ち込む時は落ちます。
でもストック型記事があると、ある程度一定して流入があるので比較的安定します。
 
ただ、子供向けのプログラミング記事も、今は「ストック型」の位置付けではありますが、長期的な視点でみれば「フロー」です。2020年を超えたら減少に転じていくでしょうね。池の水が少しづつ蒸発するように、ストック型の記事も少しづつ循環させていかいないと、いつか池は干上がります。
 
そんなわけで長期的視点に立って、新しい別の「ストック型記事」を準備していかないといけません。
今の所「メタ認知」「メタ知識」あたりを狙っていますが、キーワードがマニアックすぎるので別のキーワードを狙った方がよさそうです。
 

2. ストック型・フロー型もメタ知識

ここで解説した「ストック型」「フロー型」というのも、ある意味「ブログやメディアで記事を書いていく」という分野のメタ知識になります。
でもこんなメタ知識を知ったところで、大半の人はどうにもならないでしょう。
 
「よし、今日はストック型の記事を書くぞー」と思ってかけるものでもないですから。
「よし、今日は元号発表だから、新元号の話題でフロー型で書こう!」と思っても、元号の専門家じゃなければかけませんしねー(笑)。まあ、Scratchで元号判定プログラムでも作れば良かったのかもしれませんけど、前作ったし。
 
▼こちらの記事の「2. 西暦と和暦の変換をしよう」をご覧ください
http://i-learn.jp/article/2118
→どうして「和暦」という言葉を使ってしまったのか、いつも後になって気がつく。
 キーワードは「元号」を使うのがSEO的には正解だった…(涙)

 
特に私の場合は、興味関心が偏っているので、フロー型の記事を書いてもなかなか「当たり」が出ません。
かといってストック型記事は、書くのしんどいしー。
 
そんなわけで、今の心境を書いたところで2000字を超えました。別に、2000字がノルマってわけじゃないんですが、それぐらい書いておかないと気が済まない体質です。(2270字)

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。