プログラミング初心者の子供に何を教えたらいいの?とお悩みの保護者のためのScratch(スクラッチ)の入門講座。Scratchで何を学ばせたらよいの?という疑問にお答えするシリーズです。
今回は「画像の効果」の基礎編をお届けします。
対象は小学校高学年のお子さん向けになっています。小学校低学年のお子さんは、保護者がまず作り、お子さんがプログラムを改造するという方法がおすすめです。
■画像の効果をマスターしよう
動かし方がわかった!という子供の次のステップとしておすすめなのが、「画像の効果」です。
画像の効果を使うとプログラムの設定を変えるだけで簡単に絵(スプライト)を変化ことができるので、子供達が簡単に楽しくあそべますよ。
■どんな種類があるの?
画像の効果には以下の7種類があります。
* 色
* 魚眼レンズ
* 渦巻き
* ピクセル化
* 明るさ
* モザイク
* 幽霊
では、早速やってみましょう!もしよろしければお子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね。
画像の効果は「見た目」の中の「●の効果を**ずつ変える」というブロックを使います。
「色の効果を25ずつ変える」にして、緑の旗を押すと・・・はい!色が変わりました。
ではこのような感じで、他の効果も確かめてみましょう。
まずはこんな感じで、スプライト(絵)を変化させていろいろ遊んでみましょう!
■サンプルプログラム
画像の効果を使った超簡単メディアアートです。
https://scratch.mit.edu/projects/207940413/
緑の旗を押したら、黒いところをマウスでクリックしてみてください。
[やってみよう]
画像の効果をこのプログラムに追加してみよう。
画像の効果の数字を変えてみよう。
■Scratch2.0における「画像の効果」設定方法まとめ
画像の効果は自由な数字を設定できますが、設定する数値によっては見えなくなってしまうことも。
以下の表をみながら楽しんでみてくださいね。
※Scratch1.4では、設定値の上限があるものもあります。
次回は、プログラム初心者の子供と一緒に作る「画像の効果」を使ったScratch(スクラッチ)サンプルプログラムをご紹介します。