プログラミング初心者の子供に何を教えたらいいの?とお悩みの保護者のためのScratch(スクラッチ)の入門講座。
Scratchで猫の動かし方はわかったけど・・・次にどんなことをしたらいいの?という疑問にお答えするシリーズです。
今回は「音」の実践編をお届けします。
対象は小学校高学年のお子さん向けになっています。
小学校低学年のお子さんは、保護者がまず作り、お子さんがプログラムを改造するという方法がおすすめです。
1. Scratchの音を使ってプログラミングしよう
前回の記事で、Scratchの「音」のブロックについてご紹介しました。「音」の使い方はイメージできましたか?
今回は音を使ったプログラムを2種類作ってみたいと思います。
1-1. Scratchの音で駅メロをつくろう
Scratchではプログラムブロックを使うことで、ドレミファソラシドを使うことができることを前回ご紹介しました。
今回はそのブロックを並べて駅メロをプログラムしてみましょう。
▼駅メロのサンプルプログラム
https://scratch.mit.edu/projects/209576249/
このプログラムは、ただメロディーに合わせてひたすら音のブロックを並べるだけです。
[ポイント]
・音楽が終わった後に「すべてを止める」を使うと、音楽終了と同時にプログラムが停止します。
・後ろでビートを刻むようにすると、また違った雰囲気になりますよ。
[やってみよう]
・ファミマの入店音をプログラムで作ってみよう。
・メロディー以外の部分(ピアノでいう左手の和音部分)もプログラムで作ってみよう。
1-2. Scratchで絶対音感クイズをつくろう
ドレミファソラシドの音がランダムに3つ鳴り、その後で何の音が鳴ったかを当てるクイズです。
ドレミファソラシボタンを押して回答するようにします。
素材を利用して作ってみよう
▼素材はこちら
https://scratch.mit.edu/projects/209565948/
- まずGigaちゃん(キャラクター)のセリフをプログラムしよう。
- 次に、問題を出題するプログラムをつくろう
- ドレミ…ボタンを押して回答するプログラムをつくろう
- 正解発表するプログラムをつくろう
[ポイント]
ちょっと難しいかな?最初からちょっとづつプログラムを作っていこう。
▼制作例はこちら
https://scratch.mit.edu/projects/209550504/
2. まとめ
Scratchの音は使いこなせると、ゲームが面白くなります。
最初はゲームのBGMとして使って見ましょう。
徐々に音のブロックの使い方がわかってきたら、本格的な音ゲー、たとえば太鼓の達人、beatmania、ポップンミュージックのようなアーケードゲームを再現するのにチャレンジしてもいいですね!
Scratchの音、たくさん楽しんでくださいね。