COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関連して色々な意見があり、正直何を信じていいのか分からない・・・、という人も多いのではないでしょうか?
そんな迷える人のために、いくつか参考になる書籍や情報源などをシェアしたいと思います。
1. コロナに対する基本姿勢ならこちら
ダイヤモンド・プリンセス号の集団感染で一躍有名になった岩田先生の本です。この本が素晴らしいのは「基本的にはこういう姿勢で考えましょう」という、「基本」が書かれていることです。
例えば、分からないことに対しては「ブレる」のがよい。と書かれています。新型コロナは未知の部分がたくさんあり、解明が進むにつれて対策もどんどん変えていかなければならないそうです。「自分たちは正しいんだ」とブレない態度は、前例のないケースでは非常にマズいとのこと。
このような基本的な考え方や態度はどうあるべきか?を知ることができます。
2. マスコミの報道をみるときの注意点ならこちら
気をつけたいのが、テレビや新聞などのマスコミの報道をみるときの注意点です。マスコミは残念ながら、視聴率をあげたり、新聞をとってもらったりしなければなりませんから「見ている人が喜ぶ」ように作られています。そうしないと、マスコミの人も食べていけないですから。
マスコミが不安を煽っているのも、実は見ている人を喜ばせるためなんですね。
不安な状況になると「ハラハラ・ドキドキ」、それはまるで映画をみている感覚と同じで、不安を煽る情報=一種のエンタメなのです。だから、「不安を煽ってるなー」と思ったら、映画をみているぐらいの感覚に思っておいた方がよいです。
▼そういうエンタメに踊らされるのではなくて、データを冷静にみましょうというお話がこちらです。
https://www.landerblue.co.jp/50261/
こちらの記事の著者の方は一流のマーケティングの専門家でいらっしゃいます。マーケティングの専門家というのは常にデータで物事を考えるので、分析に長けています。
また、マーケティングではお客さんの購買意欲などを高めるために心理学も使う場面があります。マーケティングの一流の専門家というのは、データと心理学という両面から、冷静で客観的な視点で物事を捉えることができる人なので、そういう人の考え方を知っておくのは重要だと思います。
3. 科学的思考に基づく考察ならこちら
大阪大学大学院・生命機能研究科長の吉森教授のnote。
https://note.com/prof_a_hill/n/n439fbd1267f9
吉森教授がどのような考えでnoteを綴っていらっしゃるのかが、分かるのがこちらの記事です。
https://note.com/prof_a_hill/n/nc0cf2dd2e5df
生命機能研究科にはもうひとつ大事な使命があります。それは入学した人達に、科学的精神と科学的思考を身につけて貰うことです。科学的思考とは、論理的で合理的な思考方法のことであり、科学研究を行う上で必須の要素です。(中略)今の時代には、この科学的思考はあらゆる人に必要だと感じています。目下の新型コロナウイルス感染症のパンデミックでは、ネットやメディアに膨大な情報が溢れています。ですが錯綜する情報の取捨選択と最終的な判断は結局個人に委ねられており、そのためには冷静かつロジカルで自律的な思考が要求されます。
ー上記記事「一生命科学者からのメッセージ」より引用。
とはいえ、昭和的な精神論思考で教育を受けてきてしまった私のような人間には、いきなり科学的思考で考えるというのは難しいです(苦笑)。科学的思考とは何だろうか?と考えながらnoteを読み、少しでも科学的思考を身に付けたいと思っています。
4.COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する情報源 まとめ
あくまで「自分の頭で考えるためのネタ」ということで、これらの情報をベースに今後の世界がどうなるのか?自分はどう動けばいいのか?を考えて見てくださいね。
正解が何か?は誰にも分かりません。だから考える。その上で行動してみる。間違ってたら何を間違えたかを検証する。
これからの子どもたちに必要な力です。まずは、自分が実践するところから、頑張ってみたいと思います!