教師・親なら知っておきたい「わかる」の話

1月が終わりましたね。
昨日は深夜まで締め切りに追われていて、今朝はぼーーーーっとしている教育ヲタ母です。燃え尽きて真っ白な灰になっても記事は書かないといけません( ゚ω゚ )

 

さて、今日は頭が真っ白なのでずーっと書かずにとっておいたとっておきのネタをぶち込むことにしました。
「わかる」とは何か?ということです。
 

目次

1. 「わかる」をわかって使ってる?

先生が教室で「わかった?」と尋ねます。
親が子供を叱った後に「わかった?」と尋ねます。
 

子供たちもそう尋ねられたら「わかった」と言わざるを得ないですよね。
「わからない」と言ったら、怒られるのは目に見えてますから。

 
では、「わかった」とはどういう状態でしょうか?
何がどうすることが「わかる」ことなのでしょうか?

 
答えられないと・・・チコちゃんに叱られますよ。

2.「わかる」の定義

これは私がある方から教えていただいた「わかる」の定義です。(←受け売りかよ!)
 

わかるの定義
あるモノがわかるとは
 ・そのモノが何からできているか、構成要素を挙げられること
 ・あるいは重要な点を挙げられること
 ・説明ができること
 ・要素に順番がある場合は、順番を理解していること

 
これができることが、わかるということです。
 

3.「わかる」がわかると質問が変わる

で、何が言いたいかというと「わかる」の意味がわかると、子供たちへの質問が変わってきます。

 
「わかった?」と尋ねるのではなく、

適切な質問
 ・今の話で、1番大事なのはなんだと思う?
 ・今の話をきいて、今度はどうする?
 ・今の話を、もう一回自分の言葉で説明してみて?

 

より具体的な質問ができるようになります。
 
そうすれば、子供がどう「わかった」かを大人も理解できますし、足りないところがあれば補足もしてあげられますからより深く「わかる」になるはずです。

 

4. 教師・親なら知っておきたい「わかる」の話 まとめ

「わかる」をあいまいなままにしておくと、けっきょく子供がわかってないのを放置することになります。
「わかる」をまずは大人がわかることが、子育てや教育で重要です。
 
今の時点ではおそらくAIは「わかる」ことはできないでしょう。「わかる」ことは人間だけができるすごい能力なのです。
参考になれば幸いです。

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