AI時代にあえての古典芸能-「講談」を親子で体験!

こんにちは。
「やりたいことが多すぎる・・」と号泣する息子に、なすすべもなく立ち尽くしている教育ヲタ母です。
気持ちはわかるんだけど。

友人宅で、毎月、親子講談講座が開催されているということで息子と参加してきました。こちらのカフェ・・・じつは元お寿司屋さんの建物をそのまま利用しているので、とても昭和な雰囲気が満載。古典芸能を楽しむのにもってこいの場所です。

▼まだ字が読めないので親子で練習

正直言って、日本の古典芸能にあんまり興味がない私。というのも、「古典芸能」って教育に役に立つのか分からん!と思っているからです。

先生は講談師の宝井琴柑(たからい きんかん)先生。生徒さんに男子が多いのは、先生が可愛いからなんじゃないかと勝手に思っています(笑)

・先生のお手本にあわせて短いお話を読んだり
・早口言葉を練習したり
・自分のつくった歌を前で発表したり

など、子供たちとっても楽しそう^ ^

うちの息子はというと・・・そこまでやる気は見せなかったものの、みなさんの前で簡単な歌を発表することができました。琴柑先生にたっぷり褒められた息子、まんざらでもない感じで、家に帰ってからも「きのくにやぶんざえもん みかんをつんで・・・」と一席、披露してくれたり。

そして・・・なんと自分でうたを作ってくれました。これには母感動!

▼つくった歌を書き留めたもの

よく考えてみれば、幼稚園・保育園などでは絵や制作などはやりますが、言葉だけで何かを表現する機会ってほとんどないですよね。小学校に入ってからいきなり作文をやらせるのは、いきなりハードルが高すぎるかも。

■講談のここが教育にGood!
・美しい日本語を声に出すことで国語力UP
・心地よい日本語のリズムが五感に効く
・自分でうたをつくることで表現力・発想力が身につく
・作文の前段階の練習にもってこい

こうやって、幼稚園・保育園のころから言葉に親しみながら楽しく表現していけるのはとってもいいと思いました。

ちなみに落語と講談の違いですが

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簡単に言ってしまえば、「落語」が会話によって成り立つ芸であるのに対し、「講談」は話を読む芸という言い方ができます。勿論、読むといっても単なる朗読とは違い独特のしゃべ調子と小道具の使い方で展開される訳なのです。よく使われる小道具として有名なのが張り扇と釈台(机)です。
張り扇で釈台を叩きパパンという音を響かせて調子良く語ります。この小道具を巧みに使った芸こそ「講談」ならではのものです。
講談協会オフィシャルウェブサイトより引用(http://kodankyokai.com/about.html)

だそうです。
これまた勉強になった教育ヲタ母なのでした。

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