AI時代の子育て奮闘記

小学4年生に教えてもらった、マイクラとプログラミングの関係

こんにちは。
息子が誕生日プレゼントに、仮面ライダーの変身ベルトを欲しがっていて複雑な心境の教育ヲタ母です。
別売りのオプションのおもちゃを追加で買う羽目になりそうな予感しかしないよー。
 
マイクラことマインクラフト(Minecraft)を推しに推しまくっている私ですが、なぜマイクラを推すのか?ということについて今日は書いてみたいと思います。

 

1.プログラミングがめちゃめちゃ得意な小学4年生

これは私がプログラミング教室の会社に勤務していた頃の話です。
小学4年生のK君という子が、プログラミングの体験にやってきました。Scratchなどは経験済みで既に自分でいろいろ作れるとのこと。
「そんなにできるのなら、入会しなくてもいいんだけどな・・・」と思っていました。

K君はビスケット(Viscuit)は触ったことがない、とのことだったので、体験ではビスケットの使い方を教えてあとは自由にやってもらいました。
すると・・・ビスケットに大ハマり。
「ここ通いたい!」とその場で入会を即決してくれました。

彼の何がすごいかというと、一つルールを教えるとすぐに応用して、自分なりのオリジナル作品をあっという間に作ってしまうのです。

そんな彼には、何かを教えるということはほとんどありませんでした。
むしろ、こちらが「あ、そんな新しいやり方があるんだ!」と学ばせてもらうばかり(苦笑)
 

2.なんでプログラミングが得意なのか聞いてみた

ある日、そんなK君に「なんで、そんなに出来るの?」って聞いてみました。


うーん。と少し考えた後、K君はこう教えてくれました。

ゲームをたくさんやってたからじゃないかなぁ。
何度でもやりなおせばいい、って分かってるからだよ。

俺は年長の時からマイクラやってたからね。
マイクラはもうプロだから(笑)」

なるほど。
ゲームを通して、コンピューターに対する素養みたいなものを養っていたようです。

 

3. K君から教えてもらったこと

これはK君だけに限った話だとは、私にはどうしても思えませんでした。
他の子についても、ゲームの経験がある子ほどプログラミングの能力が高いように感じます。

「iPadやパソコンは彼らにとっておもちゃで、プログラミングも遊びの延長だと思っている」「そんな印象を彼らから受けました。
 
「プログラミング」の勉強のために、必ずしもプログラムっぽいものを作らせることはについて、私はそこまで必要ないと思っています。
それよりは、ゲームで思い切りあそんでコンピューターの性質を知ること、それが一番大事なのかもしれないな・・・ということを、K君や子供たちから教えてもらったような気がします。
 
そんなわけで、これからも楽しく面白くマインクラフトで遊んでいきたい、と思っている教育ヲタ母なのでした。

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。