子供の考える力を育てたい!ー「事実」と「意見」を教えこんで大失敗の巻

こんにちは。
体力がなさすぎて
すぐに眠くなってしまう
教育ヲタ母です。
昼食後が特にヤバい・・・( ;∀;)

さて、私は考える力があまりありません(笑)。
そして、AI時代にはAIができない考える力が必要とも言われており、子供には考えられる人間に育って欲しいと思っています。
考えられない大人は、子供の考える力を育てられるのか?実践した記録をご紹介します。

 

目次

1. 考える力ってそもそも何?

「考える」といってもいろいろあると思います。

・論理的に考える
・批判的に考える
・掘り下げて考える
・多面的に考える
・本質的に考える
・長期的に考える
・相手の立場に立って考える
などなど

こういう、さまざまな考え方を、適切なタイミングで適切な考える方法を選べることを、「考える力がある」だと私は定義しています。

アインシュタインはこういったそうです。

考えるとは、自分自身に適切な質問をすることである。

やはり「適切に考える」ができることが大事なんだ思いました。

では、どのように考えたら、それは適切だったといえるのでしょうか?
例えば、会社を辞めたいと思ったとしましょう。
このとき論理的に考えた結果として、「収入のことや再就職のことを考えると、会社を辞めたら損だ。会社を辞めない方がいい。」という結論が出たとします。

ですが、それって幸せなんでしょうか?
「適切に考えた」ことになるんでしょうか?

それよりは、やりたいことを実現する方向に考えていけることの方が私は「適切」なんじゃないかなーと思っていますし、そういう方向に考えられる子になって欲しいと思っています。

 

2. 第一歩に「事実」と「意見」を選んでみた

考えるの最初の第1歩はなんなんだろう?と考えた(=質問をしてみた)ときに思いついたのが、「事実」と「意見」を分けることです。

その理由はいくつかあって

  • 自分がよく「(他人の)意見」を「事実」と思い込みだまされやすい
  • 考えることは自分の意見をつくることだから
  • 「事実」と「意見」を区別できるようになったことで、一歩立ち止まって考えられるようになった経験があるから

など。

そんな理由から、「事実」と「意見」を分けるのは、考えるの第一歩になるだろう!と思い5歳の息子に教えてみようと思いました。

 

3. 「事実」と「意見」を教えて大失敗!

できるだけ、日常生活の会話の中で教えたいと思い、一緒に粘菌の図鑑を見ているときにこんな話をしてみました。

私「この粘菌どう思う?」
息「うーん。ちょっと気持ち悪いかな。」

私「ママは、これは可愛いと思うんだ。ママとXX(息子)では、思ったことが違うよねー。
人によって思ったことが変わることは「意見」って言うんだよ。」
息「・・・・・・(無言で立ち去りレゴで遊び始める)」

がーん。そうですよね。
大人が何かを教え込もうなんて・・・分かっていたはずなのにやっちまいました。

しかも、まだ抽象的なこと(目に見えないこと)は理解できないお年頃。「事実」と「意見」なんてわかるはずもありません。
これは大失敗です!

 

4. じゃあどうすれば良かったのか?

理屈や理論を教えても、未就学児・・・いや小学校低学年ぐらいまでは、理屈や理論を使うことは難しいでしょう。
プログラミングを教えた経験からそう思いました。
(こういう経験を別分野で活かせないのが「考える力がない」と指摘される所以です。。。)

プログラミングでは、理屈抜きで
「こうやったら、こう動く」をひたすら自分でためして、自分で発見してもらいました。

考える力もそうやれば良さそうですね。
「こういう質問をしたら、こういう答えがでる」をひたすら体験してもらうのが、よさそうです。

そのためには、適切な質問を適切なタイミングで投げなければ・・・・
うーん。ちょっと自信がありませんが、子供の考える力のため!頑張ってみようと思った教育ヲタ母なのでした。

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