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ゲームで遊んでCPUの仕組みがわかる「トライビットポインタ」

ゴールデンウィークを楽しんでいますか、みなさん。この記事は、ゴールデンウィーク前に書いています。本日3本目の記事です(白目)。
腕が腱鞘炎気味でちぎれそうになりながらも、記事を書いているわけですが、タイピングもそろそろ限界なので、ここらでゲームレビューでもしておきたいと思います。
 
本日おすすめするのは「トライビットポインタ」というiOS, Androidでプレイできるゲーム。
ただし、無料アプリではありません。アプリは¥600するので、購入をちょっと躊躇してたんですが、結果買って正解。かなり面白いです。詳細をご紹介しますね。
 

1. トライビットポインタはこんなゲーム

CPUの動作をパズルゲームで理解するゲーム。
機械語を簡素化した「図」で表示し、命令の順番を一筆書きすることでプログラミングするというなかなかのアイデアゲームです。
 
例えばこんな感じです。赤い点線で囲った四角がプログラミングのエリアです。

このプログラミングエリアに並んでいる、箱が1つの命令になっているので、意図した動作をするように順番を考えます。
その順番通りに、一筆書きをします。


 
プログラミングが完成したら、プログラムを実行します。
正解なら、最後に絵と機械語の対応表が表示されるようになっています。

 

2. トライビットポインタのおすすめポイント

一筆書きだと、適当にやってもクリアできちゃうんじゃない?と思われるかもしれませんね。そこはさすがに考えられていて、途中のステージでは一筆書きではなく順番を入れ替える課題があります。
この課題では、きちんとゲームのルール(CPUに命令させる順番)を理解していないと先に進めませんので、「適当にクリア」はできないようになっています。

 
さらに、途中にはCPUの動きをより理解するコラムも準備されていて、興味がある人はそちらのコラムを読んでさらに理解を深めることもできます。


 
一番のおすすめポイントは、プログラムを実行するときに、CPUの動作がアニメーションでわかりやすく再現されること。
「なるほど、こういう風に動いているんだ!」と小学生ぐらいなら理解することが可能です。
 
「ポインタ」「レジスタ」という言葉も、こうやってみるとなんだか親しみやすい!


 

3. トライビットポインタ まとめ

面白いです!おすすめです。CPUを学ぶのに¥600-本より安い!
小学3、4年生ぐらいなら楽しんで遊べると思います。幼児にはちょっと厳しいかなぁー。
 
まだステージ5までしかやっていないので、最後までやってコンピューターの理解を深めたいと思っています!

伴野悠佳 / YUKA TOMONO
この記事の著者伴野悠佳 / YUKA TOMONO
教育ヲタクの1児の母。自称ニコニコキッズクリエーター。東京理科大学大学院卒。元SE。小学生の頃から教育書を読んでいた教育ヲタク。大学では、電池の素材の性質について実験とコンピューターシミュレーションを比較する研究を行っていたことがきっかけでSEになる。出産&育休後、子ども向けプログラミング教室講師、子どもたちの考える力を育てるオンライン塾の講師。