今日の自由研究ネタは塩の結晶作りです。結構簡単にできますので、時間がないときにおすすめですよ。
目次
1.塩の結晶の作り方
塩の結晶の作り方は簡単です。
(1)水またはお湯に、塩を大量に溶かします。もうこれ以上、溶けない=溶け残りある状態が理想です。
(2)溶け残りが沈んだ後の上澄みを別の容器に入れ、静かに置いておきます。
(3)結晶ができるまで待ちましょう。
1-1. 顕微鏡で観察するときは
食塩水の上澄みをスライドガラスの上に数滴垂らして置いておきます。すると・・・数時間後には塩の結晶がすぐに出来上がります。
待ち時間も短くすみますし、顕微鏡で観察もできます。
▼見えるかな?
▼やったー!塩の結晶ができているのが見えました。
1-2. 大きな結晶を作るには?
食塩水の上澄みを、大きな容器に入れて放置します。出来るだけ底が平らな方がいいですね。
1週間ほどで塩の結晶が肉眼で見えるようになります。しばらく待つとどんどん大きく成長しますよ。時間がある時は大きな結晶作りにチャレンジしてみてください。
2. そもそも「結晶」ってなに?
「結晶」は、分子が規則正しく並んだ状態のものです。そんな定義を学んだところで、こんな研究ができそうですね。
・溶かす前の塩の粒と、作った結晶の形を比べる。
・結晶を作るときの条件を変えて(水の温度や、かき混ぜたりかき混ぜなかったり)、形が変わるか比べてみる
・砂糖の結晶が作れるか試してみる。
など
3. 塩の結晶を作ろう まとめ
家にあるものだけで作れて簡単に理科の楽しさを味わえる、塩の結晶作り。自由研究はもう終わっちゃった、という方もぜひ試してみてください。
綺麗な結晶が作れると結構感動しますよ。
砂糖の結晶作りは塩よりだいぶ時間がかかりそうなので、来年のテーマにどうぞ。
結晶ってなに?他の物質も結晶を作れる?など、どんどんテーマを広げて楽しい自由研究にしてみてくださいね。