前回の記事に関連して、少し実践的な内容について書いてみたいと思います。
▼「アプリを作れるプログラミング力」より大事なこと
https://i-learn.jp/article/4622
1. リバースエンジニアリングしてみる
メタ認知力をつけるための実践的トレーニングとして、あるモノを”リバースエンジニアリング”してみる。という方法があります。
リバースエンジニアリングとは
リバースエンジニアリング(Reverse engineeringから。直訳すれば逆行工学という意味)とは、機械を分解したり、製品の動作を観察したり、ソフトウェアの動作を解析するなどして、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図などの仕様やソースコードなどを調査することを指す。
–Wikipediaより
プログラミングでいえば、ソースコードなどを逆解析することです。
このリバースエンジニアリングを、プログラミング以外のモノについてやってみるというトレーニングをするとメタ認知力がつきます。リバースエンジニアリングという言葉を、工業製品以外のものに使うのは適切ではないかもしれませんが、それに近い言葉がなかったので。(もっと、適切な言葉があればぜひ教えてください。)
たとえば、
「チラシ、看板」「WEBサイト」「ルール(法律)」「製品」など、世の中に存在する何かしらのモノについて
・なぜそれが誕生したのか?
・どうしてそのデザイン、ルールなのか?
さらにもう一歩踏み込むなら
・よりよくするためにどうしたらいいか?
などを、「モノ」を起点に逆に考えていくというトレーニングです。
2. 実際にやってみる
ここで、私が愛用している超撥水服ブランド「AYANOHAKURA」を例に、リバースエンジニアリングをしてみたいと思います。
▼AYANOHAKURA
https://ayanohakura.thebase.in/about
どうしてそのラインナップなのか?を考える
私は、基本的にパンツ派です。ですが、「AYANOHAKURA」ではパンツは販売していません。
どうしてパンツがないのか?という疑問が浮かびます。
どうしてなんでしょうか?
おそらくですが、「パンツ」はパラメーター(変数)が多すぎる、というのがその理由だと思います。ぴったりのサイズのパンツに出会うには、丈、ウエスト、ヒップ、ふとももの周りの太さ、ふくらはぎの部分の太さなど、考えなければいけない要素が多すぎるのです。
小さなブランドでは、こういった細かい要望に応えるのは、おそらく資金的に大変でしょう。そうなると、やはりパンツはラインナップから外さなければならないのです。
一方で、ラインナップに並んでいるもののデザインはとても秀逸です。
ラップドレス →体を包むデザインなので、どんな体型でも大丈夫。
▼第2子妊娠を発表した平愛梨さんも愛用のラップドレス
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スカート →背の高い人ならミモレ丈として、背の低い人ならロングスカートで履ける絶妙な丈
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と、いろいろな体型の人を幅広く網羅できるデザインになっています。このデザインとラインナップを本当に考え抜かれたんじゃないかと想像しています。
3. 自分の好きなものでリバースエンジニアリングを
今回は私のお気に入りのAYANOHAKURAを例に、リバースエンジニアリング風に考えてみました。やはり、好きなものを考えてみるというのは楽しいです。まずは身近なもの、好きなものからトレーニングしてみると
もちろん、プログラミングでも他の人の作ったものをリバースエンジニアリングしてみる、ということでもいいと思います。
ただ、プログラミングで何か作るだけでなく、別の人が作ったものを「どうしてそうなったのか?」を考えてみる、想像してみるということも、子供たちの考える力になるとおもいますし、プログラミング力も一段レベルんじゃないかと思います。
また、今のトレンドから未来予測をしてみるのも面白いと思います。
・シングルページのWEBサイトが流行っているのはなぜか?
・カードデザインのサイトが流行っているのはなぜか?
→それらは、今後どうなっていくか?
など。ぜひ子供たちと一緒に考えてみてくださいねー。