5歳児と行く!理系親子のヨーロッパクルーズ旅日記-トルコ:世界遺産エフェソス巨大都市遺跡

前回に引き続き、ヨーロッパ子連れ旅の様子をお届けします。

 

目次

1. 旅のスケジュール

今回の記事では、Day10の様子をお届けします。
※旅のスケジュールが間違っていました。前回記事から訂正しております。

準備
Day1:移動日。羽田からドーハ。カタールのドーハで乗り換えてイタリアのローマへ。
Day2:ローマ観光。
Day3:乗船日。ローマ近くの港へ移動し乗船。
Day4:イタリア、ナポリ観光。
Day5:イタリア、シチリア島観光。
Day6:マルタ共和国、バレッタ観光。
Day7:終日航海日
Day8:ギリシャ、ナフプリオ観光。
Day9:ギリシャ、サントリーニ観光。
Day10:トルコ、クシャダス観光。
Day11:ギリシャ、アテネ観光。
Day12:移動日。行きと同じルートで帰国。

 

2. 旅行中に子どもと発見したものたち

ギリシャからトルコへやってきました。ギリシャとトルコは近いです。
このあたりの地域は、昔から色々な国(ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマントルコなど)が支配してきたということもあり、キリスト教やらイスラム教やら文化もごちゃまぜな感じが異国感を出していてなかなか楽しいですね。

今回はクシャダスという港にやってきました。日本語で書くと「クシャダス」としか表記できないんですが、現地のトルコの人の発音を聞くともっとぐちゃっとした感じの呼び方です。意味は「鳥の島」という意味だそうです。

イスタンブールからはだいぶ離れております。
クシャダスはいわゆるリゾート地です。ソテツなど南国系の植物が植えられハワイっぽい感じです。夏のバカンスの間は賑わいますが、9月に入っていたせいか閑散としていました。

トルコってアジアなんですよね。同行のガイドさんは「Welcome to Asia!」と言っていましたが、アジア感はゼロです。この地に限って言えばバリバリ、ヨーロッパ。

そんなクシャダスからバスで2時間ぐらい移動したところにある「エフェソス都市遺跡」にやってきました。こちらのエフェソス都市遺跡は2015年に世界遺産に認定されています。この遺跡、とにかくデカい!広い!紀元前10数年ぐらいに計画されて作られた都市だそうです。2000年ほど前のものがこんなに大量に残っているなんてすごいですね。

クレオパトラもここに滞在していたとのこと。また、クレオパトラの妹「アルシノエ4世」のお墓がここにあるそうで発掘作業が行われているそうです。(どこが発掘作業の現場なのかは分かりませんでした。)クレオパトラの妹はここに幽閉されており、この地でクレオパトラの命令により殺害されたのだとか。エジプトの王家の姉妹に一体何があったのでしょうね。

そんな世界史に名を残す著名人たちが住んでいたこの遺跡で、息子は何をしていたかというと・・・猫の写真撮影です。観光客から餌をもらうためでしょうか。猫がたくさんいたんですよー。

そして、この遺跡の中のメインとも言える展示物が「テラスハウス」です。テラスハウスといっても、若い男女が共同生活を送りながら恋愛に興じる場所ではありません。テラスハウスは長屋(低層集合住宅)のこと。

ものすごい巨大なテラスハウスがあり、中には美しいモザイク画などが残っているのです。2000年以上前のものですよ!びっくりですねー。ちなみに、テラスハウスでは別料金がかかります。

「もう帰りたい。お腹すいた。」と2000年前の遺跡で不機嫌な息子。5年間、生きたぐらいでは2000年の歴史の重みは理解できないようです。

そんな世界遺産を後にし、クシャダスの港に戻ってきました。ちょっと遅めのお昼ご飯です。新鮮な魚を選ぶと、グリルしてくれます。

サラダを頼んだら、ザクロエキスが出てきました。オリーブオイルとザクロエキスをサラダにかけるのだそうです。ザクロエキスは酸っぱい!バルサミコ酢の代わりにザクロエキスを使うみたいですねー。

「ザクロだね。」と家族と日本語で会話していたら、それを聞いていたトルコ人のおじさんが「ザクロ?! You are Japanise?」と聞いてきて、突然ニコニコしだしました。トルコは親日家が多いと聞いていましたが、本当なのですね。トルコではザクロは日本語で通じるみたいです。

トルコではおみやげ物屋さんで、日本語で話しかけられる率が高かったですねー。おみやげ物屋さんの客引きが強烈ですごかったです。トルコのランプがすごく素敵だったけど、ぼったくられそうなのと、ガラス製品は割れそうだと思ったので諦めました。

 

3. まとめ

長かった船旅も終わり。いよいよ翌日は下船の日です。
この日は早めに船に戻り、スーツケースに全ての荷物を詰めなければいけません。スーツケースは夜のうちに廊下に出しておかないといけないので、夕方は部屋の片付けで追われました。

次回は最終回「アテネ観光」です。

この記事を書いた人

目次