今日はいよいよ実践編ということで、「自動ドア」を作ってみたいと思います。
これまでやってきたことを組み合わせれば実現できますよ。
▼レッドストーン回路クイズシリーズ
(1)準備編:https://i-learn.jp/article/4679
(2)動力源になるブロック:https://i-learn.jp/article/4693
(3)指向性:https://i-learn.jp/article/4713
(4)垂直方向への延伸:https://i-learn.jp/article/4724
(5)レッドストーントーチのONとOFF:https://i-learn.jp/article/4753
(6)レッドストーントーチの動力:https://i-learn.jp/article/4775
(7)透過ブロック:https://i-learn.jp/article/4789
(8)下方向へ動力を伝える:https://i-learn.jp/article/4798
1. クイズ 自動ドアを作ろう
では、今回もクイズからです。下の図を参考に粘着ピストン、ガラス、感圧板を使って自動ドアを作りましょう。
粘着ピストンの棒が上の図のように、伸びている状態=ドアが閉まっている状態、です。感圧板を踏むと、棒が引っ込んでドアが閉まるようにしてください。本当に建築するときのことを考えて、回路が地面の下に隠れるようにつくりましょう。
この図は、出題用にただ地面の上に置いていますが、実際には下に穴を掘って、別のブロック等で回路を隠します。
クイズの回答
地面の上の感圧板を取って地面を掘ります。
感圧板は踏まないと動作しないので、動作確認がちょっと大変です。動作確認のために感圧板をレバーに変えて次のような回路を作ります。
レッドストーントーチを粘着ピストンの後ろ側におくことで、下の粘着ピストンに動力が伝わります。さらにトーチの上にブロックをおくことで、トーチの上のブロックが動力源となります。(参考記事:https://i-learn.jp/article/4789)
レバーをONにするとドアが開きます。
また、回路を隠す時はハーフブロックで回路を隠しましょう。普通のブロックでは、回路が遮断されてしまいます。(参考記事:https://i-learn.jp/article/4724)
今回はここまでですが、あとは粘着ピストンの棒の部分を見えないように周囲を壁で隠せば、見た目にも美しい自動ドアが完成です。
レバーで動作確認ができたら、レバーを感圧板に変えればOKです。
なお感圧板は、木材でできた感圧板を使いましょう。「重量感圧板(重)」「重量感圧板(軽)」という名前の感圧板で作ってみましたが、これらの感圧板では動作しません。(どうやら他のものと性質が違うようです。このあたりも今後調べてみます。)
2. レッドストーン回路クイズ(9)自動ドア まとめ
これまで「ネットやYouTubeで見て作ってた!」という人も自分で理屈を理解した上で装置を作れると、また違った達成感があると思います。私も、以前に自動ドアを作ったときには、うまく動作せずに原因も分からなくて困った記憶があります。
ルールをいろいろ知っていると、うまくいかなかったときに解決できるのもいいですよ。
この他にもいろいろな装置にチャレンジしてみてくださいね。